「なあ新人君、明日の資料、8時10分前には机に置いといてくれるか?」
先輩からのこんな一言、あなたなら何時何分だと思いますか?
「7時50分ですよね、余裕です!」と答えたあなた、実はその認識、もう古いかもしれません。
今、「8時10分前」の解釈をめぐって、深刻な世代間ギャップが起きていることが話題になっています。
この記事を読めば、その衝撃の理由が3分でわかり、明日から職場の先輩との雑談で一目置かれること間違いなしです!
なぜ「7時50分」ではない?衝撃の世代間ギャップの正体
結論から言うと、若者世代の多くは「8時10分前」を「7時50分」だとは考えていません。
20代の筆者も、正直「7時50分」だと思っていました…。
しかし、めざましmediaの調査によると、衝撃の事実が判明したのです。
ポイントは助詞「の」の位置!
なぜこのような違いが生まれるのでしょうか? ポイントは、言葉の区切り方にありました。
- 40代・50代の解釈: 「8時の10分前」 → だから「7時50分」
- 10代・20代の解釈: 「8時10分の前」 → だから「8時0分〜8時9分の間」
なんと、若者世代は「8時10分という時刻の、直前の時間」と捉えていたのです。
アンケートに「8時7分」「8時8分」といった絶妙な回答があったのも、この解釈から来ていたのですね。
原因はスマホ?専門家が語る若者の新しい時間感覚
この背景について、若者研究の専門家である芝浦工業大学の原田曜平教授は、スマホの普及が関係していると分析しています。
スマホを小さい頃から持ち歩くことによって正確な時間に待ち合わせできるようになっている。 例えばGoogleマップで正確な到着時間も見えたりするので「8時3分に集合」とか1分単位で言えるので「10分前」とかの単位でそもそも言う必要がなく、そういう表現に慣れていない。 (出典: めざましmedia)
確かに、友人との待ち合わせで「Googleマップだと18:02に着くわ!」なんて会話は日常茶飯事。
「だいたい10分前」といった曖昧な表現を使う機会が、昔に比べて格段に減っているのです。
調査で判明!どれだけ認識が違うのか?
「いやいや、自分の周りだけでは?」と思うかもしれません。
しかし、実際の調査結果を見ると、このギャップの大きさに驚かされます。
40代・50代の解釈
結論:圧倒的多数が「7時50分」と回答
7時50分
🟩🟩🟩🟩🟩🟩🟩🟩⬜⬜ 84%
8時台(8:00〜8:09)
🟩⬜⬜⬜⬜⬜⬜⬜⬜⬜ 16%
この世代にとって「〜前」は、その時刻より前の時点を指すのが「常識」のようです。
10代〜25歳の解釈
結論:半数以上が「8時台」と回答し、逆転
7時50分
🟩🟩🟩🟩⬜⬜⬜⬜⬜⬜ 36%
8時台(8:00〜8:09)
🟩🟩🟩🟩🟩🟩⬜⬜⬜⬜ 64%
若者世代では、「8時を10分くらい過ぎた頃」という、いわゆる「オンタイム(定刻)」に近いニュアンスで捉える人が多数派という驚きの結果に。(出典:めざましmedia調べ)
SNSでも「マジか…」「会社でクイズ出したら盛り上がった」と話題沸騰
この事実はSNSでも大きな話題を呼んでいます。
- 「え、7時50分じゃないの?ずっと勘違いしてた…」
- 「職場の先輩に出題したら『は?』って言われたけど、理由を説明したらめちゃくちゃ驚いてた(笑)」
- 「もう『7時50分』って言うようにするわ…」
など、驚きと納得の声が多数投稿されており、世代を超えたコミュニケーションのネタとして楽しまれている様子がうかがえます。
【まとめ】明日から使える!このギャップを乗り越えるコミュニケーション術
「8時10分前」問題、いかがでしたか?
これは、どちらが正しい・間違っているという話ではありません。
スマホの普及という時代の変化が生んだ、新しい文化の違いなのです。
この知識を、ぜひ明日からのコミュニケーションに活かしてみてください。
「先輩、『8時10分前』って何時だと思います?実は最近の若い子って…」
きっと、このクイズは良い会話のきっかけになるはずです。
そして、今後あなたが後輩に指示を出すときは、「7時50分までにお願い!」と具体的な数字で伝えてあげると、お互いの認識のズレを防げるでしょう。
こうした小さな知識の積み重ねが、円滑なコミュニケーションと信頼関係に繋がっていくはずです。