2025年1月、大関・豊昇龍関が第74代横綱に昇進しました!
彼の名前を聞くと、多くの人が「朝青龍の甥っ子」という点に注目しますよね。
しかし、豊昇龍関自身の相撲キャリアも非常にドラマチックで、異例の経歴を持つ力士でもあります。
本記事では、彼の生い立ちから、相撲を始めたきっかけ、横綱昇進までの道のりを詳しく解説していきます!
豊昇龍のプロフィールと出身地
項目 | 詳細 |
---|---|
四股名 | 豊昇龍 智勝(ほうしょうりゅう ともかつ) |
本名 | スガラグチャー・ビャンバスレン |
出身地 | モンゴル・ウランバートル |
生年月日 | 1999年5月22日 |
身長・体重 | 188cm・148kg |
所属部屋 | 立浪部屋 |
得意技 | 右四つ、寄り、投げ、食い下がり |
豊昇龍関は、モンゴルの首都ウランバートル出身。
相撲界のレジェンド、第68代横綱・朝青龍の甥としても知られています。
しかし、意外にも彼が本格的に相撲を始めたのは日本に来てからでした。
では、どのようにして相撲の道を歩むことになったのでしょうか?
豊昇龍が相撲を始めたきっかけ
実は豊昇龍関は、子どもの頃は相撲ではなく柔道とレスリングをしていたんです!
- 5歳から柔道を始める
- 11歳でレスリングに転向
モンゴルの中等教育を卒業後、日本体育大学柏高校(当時は柏日体高校)にレスリング留学。
この時点では相撲に興味はなく、「相撲は自信がない」と感じていたそうです。
ところが、高校1年生の時に授業の一環で両国国技館へ相撲観戦。
ここで相撲に魅了され、叔父・朝青龍と相談し、レスリングを辞めて相撲部へ転部することを決意しました。
当初、朝青龍はこの決断に怒ったものの、最終的には学校側を説得し、豊昇龍関の相撲転向を後押ししました。
プロ入り後の戦績と横綱昇進までの道のり
幕下時代(2018年〜2019年)
2017年11月に新弟子検査を受け、2018年1月場所で初土俵。
- 序二段(2018年5月)で7戦全勝優勝
- 幕下(2018年9月)に最短ペースで昇進
- 2019年11月には史上68人目のモンゴル出身十両力士に
まさに異例のスピード出世ですね!
幕内昇進と三役時代(2020年〜2023年)
2020年9月場所で新入幕を果たし、
2022年には小結・関脇と順調に番付を上げ、11月場所で技能賞を受賞。
2023年7月場所では、
- 12勝3敗で初優勝
- 優勝決定戦で北勝富士を破る
この活躍で、場所後に大関昇進が決定しました!
大関昇進と横綱への道(2023年〜2025年)
大関昇進後は安定した成績を残し、2024年11月場所で13勝2敗の準優勝。
そして、2025年初場所では12勝3敗の成績で優勝決定巴戦を制し、2度目の優勝を達成!
これを受け、横綱審議委員会は全会一致で推薦を決定し、
2025年1月29日に第74代横綱への昇進が正式決定しました!
豊昇龍の相撲スタイルと強さの秘密
1. 右四つからの強力な寄り
得意なのは「右四つ」。組んだら一気に前へ出る圧倒的な攻めの相撲が持ち味です。
2. 投げ技のうまさ
廻しを引いての上手投げや外掛け、足技が得意で、状況に応じた攻め方ができるのが強み。
3. 「サーカス相撲」とも呼ばれる大胆な攻め
時折、豪快な投げや変則的な動きを見せることから、「サーカス相撲」とも評されることも。
一方で、横綱としてはもう少し安定した相撲が求められるという指摘もあります。
豊昇龍のエピソード!叔父・朝青龍との関係は?
叔父・朝青龍とのエピソード
豊昇龍関は、横綱になった今でも叔父・朝青龍を非常に尊敬しています。
ただ、比較されることに対してプレッシャーを感じることもあるとか。
- 「叔父さん(朝青龍)みたいに横綱になりたい!」
- 「でも自分は自分の相撲を貫きたい!」
そんな想いが伝わるエピソードがたくさんありますね😊
意外な趣味!映画と「ドクターX」
豊昇龍関の趣味は映画鑑賞で、特に「ドクターX~外科医・大門未知子~」が大好き!
「『私、失敗しないので』ってかっこいいなー。自分も言ってみたいな。『おれ負けませんので』って(笑)」
横綱になった今、「おれ負けませんので」と言える相撲を見せてほしいですね!
まとめ:豊昇龍はどんな力士?
💡 まとめポイント!
- モンゴル・ウランバートル出身で、朝青龍の甥っ子
- 元々はレスリング選手だったが、日本で相撲に転向
- 2018年にプロ入りし、2025年に横綱昇進!
- 右四つ・寄り・投げを得意とする攻めの相撲
- 闘志あふれる取り組みで、今後の相撲界を引っ張る存在に!
これからの豊昇龍関の横綱相撲に期待しましょう🔥
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